ストロボ?蛍光灯?ランプ?照明は何を選べばいいの?
ストロボ?蛍光灯?ランプ?照明は何を選べばいいの?
これから商品撮影用の照明を購入するとしたら・・・
ずばり、大型ストロボがお薦めです。
え?!
いきなり大型ストロボ?
と思われる方も多いと思います。
実際多くの方から不安の声を最初はよく聞きます。
ではなぜ大型ストロボなのか。
ストロボ撮影のメリットを挙げてみます。
・光量が圧倒的に大きいのでパキッとしたまるで日中の太陽の下で撮影したかのような写真が撮れます。
・一長一短になりますが任意の方向から強い光を放つので影をつけた写真が撮れます。
影がついていると商品に立体感が生まれます。
・ストロボの光の質(演色性)がいいので商品そのものの色をキレイに出すことができます。
・1番重要なのが光をコントロールしやすい点です。
ストロボの数、位置、高さ、強さ、アクセサリーを使い任意の光を作ることができます。
今はカメラの進歩が早いのである程度の写真は誰でも撮れてしまいます。
ではプロカメラマンとアマチュアの決定的な差は何か、
それはライティングに現れます。
プロカメラマンは経験、知識を元にそれぞれ自分の光をこだわって作っています。
逆に言うと、光にこだわりたいからストロボを使うのです。
ではデメリットはないのか、というといくつか挙げられます。
・使用できるカメラが限られてきます。
・ある程度の撮影の知識が必要です。
・蛍光灯やランプと比べると割高です。
・ストロボ光は一瞬の光なので撮影するまで結果がわかりません。
もちろん蛍光灯やランプ撮影のメリットもあります。
蛍光灯撮影のメリット
・部屋の天井に付いている蛍光灯と一緒ですので見たままの状態で商品撮影することができます。
・コンパクトカメラでも撮影することができます。
・光を広い範囲にまわしやすいです。
・光源が熱くならないのでやけど、火事などの危険性が減ります。
蛍光灯撮影のデメリット
・撮影するには光が弱いです。
・光源から少し離れただけでもずいぶん暗くなります。
・光の質(演色性)が良くなく色温度も高めです。
演色性の高い蛍光灯は割高になってしまいます。
・写真がのっぺりしてしまいます。
写真撮影用ランプのメリット
・光の質(演色性)がいいので商品の色がキレイに出ます。
・ランプなので低コストですみます。
写真撮影用ランプのデメリット
・白熱ランプなので非常に高温になり危険です。
・白熱ランプの為、ランプ寿命が短いです。(約100時間)
・撮影中、部屋を暗くする必要があります。
今回紹介した照明にもまた、それぞれたくさんの種類が存在します。
お薦めのストロボにもニコンやキヤノンのスピードライトや
写真館や結婚式場にある据付型のストロボまで多彩です。
照明選びでお悩みの方はぜひスタジオショップまで一度ご来店ください。
実物を見ながらスタッフが丁寧にご説明いたします。